人造人間編のストーリーは本来の歴史ではない?

 

ドラゴンボールにはいくつもの世界線が存在しており、パラレルワールドの話が多く存在します。

 

まず、原作の人造人間編ですが実は正史ではなく、トランクスが未来からやってきて改変されたパラレルワールドです。本来は悟空が心臓病死んでしまい、Z戦士で生き残るのはトランクスのみの世界が正史となります。正史の世界では人造人間が暴れまわっており、トランクス一人では太刀打ちができない強さでした。ちなみにこの世界の人造人間はなぜか原作の世界の人造人間より弱く、極悪な性格となっており理由は未だに謎に包まれています。

 

原作では未来からトランクスがタイムマシンで悟空達の世界に来ますが、さらに先の未来からセルが来ます。セルは人造人間17号と18号を吸収することで完全体となることを目的としており、セルいた世界では人造人間17号と18号が存在しないため過去にやってきます。そうなるとトランクスが人造人間17号と18号を倒したということですが、一体どうやって倒したのでしょうか?本編と同じように過去にトランクスが戻ろうとしていたので、一度過去に戻ったトランクスが未来に戻り人造人間17号、18号を倒したと思われます。しかし、不意打ちでセル(第一形態)にやられるくらいなので、本編に比べるとかなり弱い。となると、セルが登場せずに人造人間17号、18号だけを倒して元の世界に戻ってきたのではないかと推測します。そうすると、トランクスは大した修行もせずに未来に戻るので弱いのにも納得がいきます。トランクスの未来の人造人間は原作に比べると、かなり弱くちょっと修行すれば勝てそうですし、修行しなくてもブルマに「停止コントローラー」を作ってもらえば破壊が可能です。

 


ここまで説明しましたが、分かりづらいと思うので簡潔に示したいと思います。

●悟空が心臓病で死んでしまい、人造人間17号・18号によりトランクス以外のZ戦士たちは殺されてしまう。トランクスが人造人間を倒す手段を見つけるため、ブルマが作ったタイムマシンで過去に行く。
        ↓
●過去へ行ったトランクスが、心臓病の薬を悟空達に渡し悟空は生存する。数年後、人造人間17号・18号が現れるが修行をした悟空達によって倒される。(セルは未来からやってこない
        ↓
●未来トランクスは人造人間17号、18号を倒す(実力or停止コントローラー)
        ↓
 数年後、悟空達に人造人間を倒したことを報告にタイムマシンで過去に行こうとするが・・・
        ↓
セルがトランクスを殺してタイムマシンを奪い過去(原作本編)へ→未来セルは悟空達に出会い最終的にご飯に倒される(現代セルは研究室を発見され幼体の状態で破壊される)→未来トランクスは元の時代に戻り人造人間17号、18号を倒す→数年後、未来トランクスはタイムマシンを奪おうとしたセルを倒す

 

という構図になり4つのパラレルワールドが現れることになります。

 

@原作本編→ブウ編へ
A心臓病で悟空が死んでしまい、Z戦士たちは人造人間17号・18号にトランクス以外は殺されてしまう→トランクスが人造人間17号・18号を倒す(実力or停止コントローラー)が、最終的にセルに殺されてしまう
B心臓病で悟空が死んでしまい、Z戦士たちは人造人間17号・18号にトランクス以外は殺されてしまう→過去に戻り悟空達と共に修行を重ねパワーアップ→タイムマシンを奪おうとしたセルを倒す
C原作本編と同じように未来トランクスが悟空に、心臓病の薬を渡し悟空が生存。数年後、人造人間が現れるが悟空達が倒す。(セルは現れない)

 

という4つの世界が現れることになり、考え出すと頭がこんがらがりますね(笑)Cのセルが現れない理由は、人造人間がいる世界でそもそも過去に戻る必要がなかった、セルよりさらに強い奴がいて倒されてしまった、研究室が偶然見つかり破壊されてしまった等の理由が考えられます。また、@の原作→ブウ編からさらにドラゴンボール超ドラゴンボールZTの世界に分かれパラレルワールワールドが発生します。

 


話はこれで終わりではなく・・・・

 

実は「ドラゴンボール超」で話がさらにこじれます。第10宇宙の界王神であるザマス人類0計画なるものを画策することにより、さらにパラレルワールドが出来てしまうのです。Bのトランクスがセルを倒し平和に思えた世界に悟空ブラック(ブルマが命名)なるものが現れ再び世界が、混乱と破滅の道に陥ってしまいます。そして再び未来トランクスが過去に戻り悟空達に助けを求めやってきます。

原作、ZT、超は繋がっているのか?


超は原作終了後〜ZT開始までの間の話と言われており、時系列的には原作→超→ZTとなっています。なので、単純に考えると超よりZTのほうが後の話なので、戦闘力でいうとZTのほうが上ということになります。

 

しかし、超とZTを繋がっていると考えると矛盾が多く発生します。

 

例を挙げてみると、

 

●超では変身可能な超サイヤ人ゴッド、ブルー、身勝手の極意には変身しない
●超ではブルマはドラゴンボールを使い若返っているが、ZTでは年相応な見た目になっている
●ピラフ一味がドラゴンボールで若返っているが、ZT初期ではピラフ一味は年老いている
●超であれほど登場したビルスやウイスなどが、ZTでは登場しないどころか話の話題にすらならない
●ZTでは悟空が地獄に落ちてセルとフリーザと戦うが、この時フリーザは死んでおり(超では生き返っているのに)ゴールデンフリーザーに変身しない

 

など矛盾点を挙げ出すと、キリがないほど出てきてしまいます(笑)

 

なので仮説を立てるとすると
@ZTはビルス様と悟空達が出会わなかった世界線
A超は破壊神が存在する世界、ZTは破壊神が存在しない世界の話
BZTは悟空達とビルス様は出会ったが、何らかの方法により力と記憶を消された

 

という3つの説を立てることができます。

 

 

@に関してはビルス様が眠っていて悟空達が生きている間は、会わなかったという設定です。ビルス様の合わなかったので超サイヤ人ゴッド、ブルー、身勝手の極意には変身するきっかけがないとするとZTで、変身しなかったのには特に矛盾は生じません。ただし、ZT編では強敵が出てきた時にビルス様の話題が全くでない(ブウ編の時も出でいないですが)ので、界王神が破壊神のこと自体を知らないのか、もしくは知っていて連絡を取る手段がないかあえて連絡をしないという事になります。

 

まあ、破壊神に頼るのはよっぽどの事がないか、自発的に破壊神が動かない対処してくれないとかを考えると合点はいきますね。悟空が最後に超一星龍に負けて宇宙が滅ぼされるという場合になった時、ウイスがビルス様を起こして超一星龍を倒すという展開も考えられます。

 

Aの説ではそもそもZTの世界線では破壊神様はおらず、宇宙の頂点に立つのは界王神様であるとする説です。原作で界王神様は宇宙で一番偉いと言われており、同格である破壊神様やその上の天使や大神官、全王様がいないかのような発言です。もし、破壊神・天使・大神官・全王様が存在する世界が原作、ZTの世界では存在しない世界が超だとするとZTでビルス様達が出てこないのにも納得がいきます。この説は@と同じで超とZTはパラレルワールドということになりますが、原作の発言やなぜブウ編の時やZT編の時にビルス様を呼ぼうとしなかったのか?という点が@以上に筋が通ります。

 

Bの説は悟空達とビルス様は実際に出会ったが、悟空達の力があまりにも大きくなりすぎたため力や記憶を消してしまったという説。宇宙サバイバル編が終わった後も悟空達は強くなっていき、ついには大神官様や全王様レベルまで達したとします。それを見ていたウイスがあまりに力を付け過ぎてしまい、宇宙のバランスが崩れると危惧して力と記憶を出会う前の状態に戻すという展開です。この説だと原作→超→ZTと話しが続くことになり超サイヤ人ゴッド、ブルー、身勝手の極意に変身できないのも合点がいきます。ただし、この説だと超でのブルマやピラフ一味の年齢と合いません。無理やりこじつけるとすると、ドラゴンボールで若返る前の元の年齢に戻したと考えるしかないですが、原作→超→ZTと話しが繋がっているとするならばBの説しかないと思います。

 

個人的にはやはり、@のビルス様が寝ていて起きなかった説を推したいです。この説ならば、ビルス様は存在するが行動していないというだけなので、悟空達が知らないだけということになります。僕はビルス様が好きなので、そもそも存在自体がいなくなってしまうのAの説よりは@の説の方が好きです。

 

Bの説は原作→超→ZTと繋げるとして無理やり考えたのであまり説得力がないかもしれません(笑)しかし、原作者の鳥山明氏が超は原作とZTの間の話と発言しているので、実はBの説が一番正しいのかもしれません。